神奈川・桐蔭学園、関東大会で見事4連覇!(撮影:福島宏治)
第64回関東高校大会は6月5日に各ブロック決勝が行われ、桐蔭学園(神奈川)が東京(東京)を33−19で破り、Aブロック4連覇を果たした。
互いに序盤からよくボールを動かして攻め合う中、桐蔭学園は13分にWTB疋田大河のビッグゲインから相手防御を崩してWTB大木魁が先制トライ。16分にも疋田のラインブレイクを起点にゴールラインを越えると、18分にはキックオフリターンからノーホイッスルでつなぎきってCTB濱野剛己が右中間へ。見事な3連続トライで一気に主導権を握る。しかし東京もここから開き直って攻め、21分、23分とBKが切れ味あるアタックでインゴールに飛び込み、21−12として前半を折り返した。
追い上げられた桐蔭学園だったが、後半開始早々にまたも鮮やかな集中力を発揮する。1分、CTB齊藤大朗が伸びのある走りで中盤から独走トライを挙げると、6分にもゴール前の混戦を齊藤が抜け出しポスト下にトライ。その後は東京の猛反撃に受けに回る場面が増えたものの、失点は18分にモールを押し切られた1本に抑え、余裕を持ってフルタイムを迎えた。
なおAブロック3位決定戦では國學院栃木(栃木)が深谷(埼玉)との接戦に22−15で勝利。Bブロック決勝は後半に底力を発揮した流経大柏(千葉)が21−5で日川(山梨)に勝利した。
Aブロック決勝で東京を圧倒した桐蔭学園(撮影:福島宏治)