ラグビーリパブリック

20歳以下の前田、タタフらが日本代表先発 アジア選手権最終戦

2016.05.26
スクラム練習をする日本代表(撮影:見明亨徳)
 韓国代表と香港代表をノートライに抑え、3連勝でアジアラグビーチャンピオンシップ連覇に王手をかけた日本代表は、今大会最終戦として、28日に東京・秩父宮ラグビー場で香港代表と再戦する。
 テストマッチ未経験の若い選手を多く含む布陣でアジア勢との戦いに臨んだ日本代表だが、内田啓介キャプテンを中心にまとまり、堅守やボール争奪などで魂のこもったプレーを続けている。中竹竜二ヘッドコーチ代行にチャンスを与えられ、ほとんどがキャップを獲得。最終戦ではホームのファンの前で、成長ぶりを存分に発揮したい。
 先週の韓国戦メンバーから、先発は5人が変わった。PR北川賢吾とLO宇佐美和彦がスターターに復帰。前の試合でFWパックの最後尾にいた山本浩輝は6番に移動し、テビタ・タタフが8番を取り戻した。WTBアタアタ・モエアキオラは初先発で、同じ東海大所属のFB野口竜司は、サンウルブズに追加招集された山中亮平に代わって3回目の背番号15となる。
 6月のワールドラグビーU20チャンピオンシップに出場するU20日本代表のうち、アジアチャンピオンシップのジャパンも兼ねているのは7人で、最後の香港戦では3人が先発、4人がベンチで待機する。NO8タタフ、WTBモエアキオラのほかにCTB前田土芽もキックオフから出番となり、リザーブには、U20日本代表主将となったFL古川聖人、NO8ファウルア・マキシ、SH中嶋大希、WTB/FB安田卓平が名を連ねた。

<2016アジアチャンピオンシップ 第5節 日本代表 試合登録メンバー>
1.北川賢吾(クボタ)  2.坂手淳史(パナソニック)  3.渡邉隆之(東海大4年)  4.小瀧尚弘(東芝)  5.宇佐美和彦(キヤノン)  6.山本浩輝(東芝)  7.金正奎(NTTコム)  8.テビタ・タタフ(東海大2年)  9.内田啓介(主将/パナソニック)  10.中村亮土(サントリー)  11.児玉健太郎(パナソニック)  12.石橋拓也(NTTコム)  13.前田土芽(筑波大2年)  14.アタアタ・モエアキオラ(東海大2年)  15.野口竜司(東海大3年)   
〔リザーブ〕
16.三浦昌悟(東海大3年)  17.橋本大吾(東芝)  18.知念雄(東芝)  19.谷田部洸太郎(パナソニック)  20.古川聖人(立命館大2年)  21.ファウルア・マキシ(天理大2年)  22.中嶋大希(流通経済大3年)  23.安田卓平(同志社大2年) 
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