5月のパリセブンズで優勝した男子7人制サモア代表。リオ五輪めざし最終予選に挑む
(Photo: World Rugby/Martin Seras Lima)
リオデジャネイロへ行ける、ラスト1枚の切符を獲得するのはどの国か。
今夏のオリンピック出場をかけた7人制ラグビー世界最終予選(男・女)の組み合わせ抽選会が、5月23日にモンテカルロのホテルで、モナコ公国の元首アルベール2世公とシャルレーヌ公妃が出席するなかおこなわれた。
オリンピックでラグビーがおこなわれるのは92年ぶりで、7人制(セブンズ)の実施と女子ラグビー選手の参加は初めてとなる。男女それぞれ、開催国ブラジルを含めた12か国が出場する予定で、ワールドセブンズシリーズや各地区予選を経て11枠は決定している。
世界最終予選は、男子が6月18〜19日にモナコで、女子が6月25〜26日にアイルランドのダブリンで開催。その最終予選で優勝したチームが、リオ五輪への最後の出場権を獲得する。
世界最終予選のプール分けは以下のとおり。
【男子】
■プールA: サモア、ジンバブエ、トンガ、アイルランド
■プールB: カナダ、ドイツ、ウルグアイ、スリランカ
■プールC: ロシア、チリ、モロッコ、チュニジア
■プールD: 香港、スペイン、メキシコ、韓国
<男子の部で既にリオ五輪出場権を得ている国>
ブラジル、フィジー、南アフリカ、ニュージーランド、イギリス、アルゼンチン、アメリカ、フランス、オーストラリア、ケニア、日本
【女子】
■プールA: 第1シード、サモア、ジンバブエ、マダガスカル
■プールB: 第2シード、メキシコ、ベネズエラ、チュニジア
■プールC: 第3シード、中国、ポルトガル、トリニダード・トバゴ
■プールD: 香港、アルゼンチン、カザフスタン、クック諸島
※ 女子のシード国(ロシア、スペイン、アイルランド)は、5月28、29日にフランスのクレルモン=フェランでおこなわれるワールドラグビー女子セブンズシリーズの今季最終ラウンドが終わったあと、第1〜第3シードに振り分けられる。
<女子の部で既にリオ五輪出場権を得ている国>
ブラジル、ニュージーランド、カナダ、オーストラリア、イギリス、コロンビア、アメリカ、フランス、フィジー、ケニア、日本