よりエキサイティングなトップリーグへ(撮影:早浪章弘)
8月26日に開幕する「ジャパンラグビートップリーグ 2016−2017」だが、今季から世界基準に合わせ、競技運営のレベル向上を図ることを目的として、一部のルールをスーパーラグビーのレギュレーションを採用した内容に変更すると発表した。
主な変更点のひとつは、トライに関するボーナスポイント。これまでは勝敗に関係なく4トライ以上獲得したチームに勝ち点1を追加していたが、今季は相手より3トライ以上多く挙げたチームにボーナスポイントの勝ち点1が与えられる。
また、全試合終了時点で勝ち点が同じ場合の順位決定方法については、「(1)リーグ戦全試合の勝利数の多いチームから上位とする。」が新たに追加された。
ハーフタイムは10分以内だったのが「12分以内」に変更。
そして、ジャパンラグビートップリーグ規約 第35条〔外国籍選手〕について、「特別枠選手」に関する項目が追加となった。変更があった箇所の詳細は以下のとおり(下線箇所が追加)。
【ジャパンラグビートップリーグ規約 第35条〔外国籍選手〕】
1.外国籍選手は、試合へのエントリー人数は制限をしないが、同時出場は2名までとする。但し、アジア枠選手1名及び特別枠選手1名を除く。
2.特別枠選手とはワールドラグビー「競技に関する規定」第8条「国の代表チームでプレーする資格」に準じて、当該年度の6月末時点で他国の代表になっていない選手とする。
3.6月末までに外国籍選手登録と同時に「アジア枠」、「特別枠」選手として登録することができる。
(1)選手としてアジア枠及び特別枠でフィールドオブプレーに入ることができる選手は各1名を限度 とする。
(2)アジア枠選手及び特別枠選手は、チーム事情により外国籍選手としても試合出場を可能とする。尚、この場合であっても外国籍選手出場枠2名、アジア枠選手出場枠1名、特別枠選手出場枠1名は変らないものとする。