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ハイランダーズのオズボーンがクボタ入り! 南アのラブスカフニとフーシェも

2016.05.18
クボタに入団するパトリック・オズボーン。ハイランダーズでは来季もプレーする予定
(Photo: Getty Images)
 クボタスピアーズは18日、昨季スーパーラグビーでトライを量産してハイランダーズの初優勝に貢献し、ニュージーランド代表候補にもなったWTBパトリック・オズボーンの加入を発表した。さらに、2013年に南アフリカ代表に選出されたことがあるLO/FL/NO8ピーター“ラピース”ラブスカフニ(ブルズ)と、2014年度にリコーブラックラムズに在籍した南ア人のSOルイ・フーシェ(キングズ)もクボタに入団する。
 今季からスピアーズを指揮するフラン・ルディケ新ヘッドコーチは、「今回、この3選手をチームに迎えられることにとても興奮しています。彼らは非常に優れた選手というだけでなく、私たちのラグビー知識と経験値を上げてくれます。彼らがクボタスピアーズのカルチャーに良い影響を与え、チームに貢献してくれることを期待しています」とコメントした。
 オズボーンは2014年と2015年にオールブラックスのトレーニングスコッドに招集されたが、キャップを獲得することはできなかった。1か月後に29歳の誕生日を迎えるパワフルランナーは黒衣をあきらめたが、日本での新たなチャレンジを決断するとともに、母国フィジーの代表として来月のパシフィック・ネーションズカップでテストマッチデビューをめざしている。
 クボタ入団について本人は、「スピアーズの一員として、トップリーグでプレーできることをとても楽しみにしています。チームがトップリーグで優勝できるよう、トライを取ることで私の役割をしっかり果たしたいと思います」と意気込みを語った。
 南ア出身選手2人はブルズ時代にルディケ ヘッドコーチのもとでプレーしており、彼のラグビーをよく理解している。ラブスカフニは「クボタスピアーズに入団できることをとても誇りに思います。チームが掲げる目標を達成するために、フィールド内外で貢献したいと思います。そして、ブルズ時代のコーチであるフランとまた一緒に戦えることを今から楽しみにしています」とコメントし、フーシェは「クボタスピアーズに加わり、再びトップリーグでプレーできることにとても興奮しています。以前、1年間日本でプレーした経験を活かし、チームから求められていることを理解して、クボタスピアーズに変化をもたらしたいと思います」と決意を新たにした。
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