女子コアチーム残留をめざす日本とアイルランド(Photo: World Rugby/Mike Lee @KLC FOTOS)
ラグビーユニオンの国際統括団体であるワールドラグビーは6日、来季の「HSBC ワールドラグビー女子セブンズシリーズ 2016−2017」に常時参加するコアチーム(11チーム)の決定方法を発表した。
まず、2015−2016シーズンの総合ランキングで上位9チームが残留することとなる。
サクラセブンズ(女子セブンズ日本代表)は現在11ポイントで11位。9位のスペイン(20ポイント)を上回るためには、5月28、29日にフランスのクレルモン=フェランで開催される今季最終ラウンドで、最低でも5位(プレート優勝)以上の成績を収めなければならない。フランス大会では、ニュージーランド、カナダ、ロシアといった強豪と一緒のプールBに入った。
そのほか、6月下旬に開催されるリオデジャネイロオリンピック女子世界最終予選の上位1チームと、8月のリオオリンピックで上位となった1チーム(どちらもコアチームに決定したチームを除く)がコアグループに入る。
すでにリオ行きを決めているサクラセブンズは世界最終予選には参加せず、オリンピックで決まるコアチーム最後の1枠は開催国ブラジルも狙っており、日本にとっては厳しい状況といえる。
ワールドラグビー女子セブンズシリーズは、各ラウンド12チームが参加しておこなわれるため、コアの11チーム以外は、大会のホストユニオンまたはワールドラグビーによる招待チームが加わることとなる。