チームメイトのセタ・タマニヴァルをサポートするリーチ マイケル(写真左から2人目)
(Photo: Getty Images)
ニュージーランドのチーフスに期限付き移籍している日本代表キャップ保持者のリーチ マイケル(東芝)と山下裕史(神戸製鋼)が、29日にホームのニュープリマスでおこなわれたスーパーラグビー第10節のシャークス戦にそろって先発し、24−22の勝利に貢献した。
チーフスは8勝1敗(勝点37)となり、首位を独走している。
日本シーズン終了後、合流が遅れたリーチが今季初めて先発したのは3月12日のキングズ戦(第3節)だが、それ以来、日本が誇るこの闘将は8番でフル出場を続けチームは負けなしの7連勝。
シャークス戦の前半23分、NO8リーチはゴール前での連続攻撃のなか判断良く左大外に移動し、やや高めのロングパスをキャッチして2試合連続のトライ(今季3トライ目)を挙げた。その後も疲れを感じさせないハードワークで体を張り続け、この日も大きな存在感を示した。
PR山下は、3月19日のジャガーズ戦以来の出場(4試合目の先発)となり、3番として奮闘した。スクラムで2回反則をとられた山下だが、これまでの3試合と比べてセットピースは安定感を増し、後半29分に交代するまで、1試合69分間の出場は自身にとって最長となった。
3年ぶり3回目の優勝をめざすチーフスは次週(5月7日)、本拠地のハミルトンで、SH田中史朗が所属する昨季王者のハイランダーズと対戦する。