ラインアウトでブルーズのLOマテンガと競るチーフスのNO8リーチ(写真左)
(Photo: Getty Images)
ニュージーランドのハミルトンで8日、スーパーラグビー第7節のチーフス対ブルーズ戦がおこなわれ、日本代表主将のリーチ マイケルらを擁するホームチームのチーフスが29-23で接戦をものにした。
チーフスは5連勝で6勝1敗(勝点29)となり、総合1位をキープ。一方、ブルーズは7点差以内の敗戦だったためボーナスポイントを獲得したものの、2勝1分3敗(勝点12)でニュージーランド・カンファレンス最下位のまま。
なお、チーフスに今季新加入したPR山下裕史と、同じ日本代表選手でブルーズに所属するCTBマレ・サウは、この試合のメンバーには入っていなかった。
チーフスのリーチはNO8で先発フル出場。前半15分頃、相手HOへの強烈なタックルで観客をどよめかせると、23分にはリーチのラインアウトスチールからチャンスとなり、チーフスの2トライ目が生まれた。ジャンパーとなったリーチのファインプレー後、CTBチャーリー・ナタイのビッグゲインでゴールに迫り、リサイクルして、最後はリーチがクイックパスで右WTBショーン・スティーヴンソンにつなぎトライをアシストしたのだった。
後半の立ち上がりはブルーズがよく、試合は拮抗したが、チーフスは2点リードで迎えた後半37分に、ろっ骨の負傷から復活したばかりのニュージーランド代表LOブロディー・レタリックがトライを挙げ、勝利を決定づけた。
次節は、チーフスは休みで、ブルーズは地元オークランドで南アフリカのシャークスと対戦する。