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佐々木隆道とトゥシ・ピシがサントリー退団! 両選手とも現役続行

2016.03.31
サントリーを退団した佐々木隆道(左)とトゥシ・ピシ(撮影:BBM)
 2011、2012年度にトップリーグと日本選手権の2冠を達成するなど、サントリーサンゴリアスの中心選手として活躍してきたスター2人、FL佐々木隆道(32歳)とSO/CTBトゥシ・ピシ(33歳)が、同チームを退団することが31日に発表された。
 両選手とも引退ではなく、現役を続ける予定。
 佐々木は啓光学園高校、早稲田大学で日本一となり、2006年にサントリー入り。同年9月の神戸製鋼戦でトップリーグデビューを果たして以来、体を張ってハードワークを続け、2015年11月28日の近鉄戦でリーグ戦通算100試合出場を達成した。学生時代からリーダーシップに優れ、2009年度にサンゴリアスの主将を務めている。日本代表13キャップを持ち、2007年のワールドカップにも出場。2012年にはエディー・ジョーンズ体制のジャパンで副将を任された。サントリーサンゴリアスでの10年を終え、新天地で挑戦を続ける。
 サモア出身のトゥシ・ピシは、クルセイダーズ(ニュージーランド)、トゥーロン(フランス)でプレーしたあと2009年にサンゴリアスの一員となり、7年間在籍。2012-2013シーズンはトップリーグ連覇に大きく貢献し、プレーオフトーナメントのMVPに輝いた。サモア代表SOであるピシはワールドカップ2大会(2011、2015年)出場の経験も持ち、世界最高峰リーグのスーパーラグビーに今季から参戦している日本チームのサンウルブズで司令塔を務めている。国際的な評価も高く、今後の動向が注目される。
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