スーパーラグビーのジャガーズ戦でプレーするシャークスのジョー・ピーターセン
(Photo: Getty Images)
トップリーグ昇格をめざす釜石シーウェイブスは30日、2016年度の新加入選手を発表し、現在、スーパーラグビーのシャークスでプレーしている南アフリカ出身のベテランBKジョー・ピーターセン(31歳)が加わることが明らかになった。
ピーターセンはSO、FB、WTBをカバーでき、キッカーとしても優れるユーティリティプレーヤー。南アのストーマーズ、チーターズ、フランスのバイヨンヌ、ビアリッツを渡り歩いたこともあり、経験豊富だ。2004年には7人制南ア代表としてワールドセブンズシリーズに出場。テストキャップこそ持っていないが、2012年に怪我人の代役としてスプリングボックス(15人制南ア代表)に招集されたこともある。
釜石シーウェイブスには同じ南ア出身のFLワーウィック・テクレンバーグが在籍しており、ラグビー大国からの新たな補強で日本最高峰リーグへの昇格をめざす。
ほかには、神戸製鋼を退団したFL/NO8中野裕太、NTTドコモにいた韓国代表のPRホ・ウン、三菱重工相模原でプレーしていたLO菅原貴広も加入し、昨季までセコムラガッツで汗を流していたHO吉田竜二が6年ぶりにシーウェイブス復帰。さらに、全国大学選手権で準優勝した東海大から、オスカ・ロイド、佐々木裕次郎、堀田隼平のCTB3人が新戦力となり、高卒ルーキーのHO中川亮(盛岡工業)とSH前川紘(釜石商工)も成長が期待される。