スコットランドに遠征している2015年度高校日本代表は現地時間20日、ツアー第2戦として、エディンバラでU19スコットランド代表と対戦し、14-22で敗れた。第1戦ではスコットランド地域選抜に大勝しており、遠征成績はこれで1勝1敗となった。
樋口猛監督いわく、「キックオフ直後から相手ペースで試合が進んだが、高校日本代表も前に出るディフェンスで対抗し、徐々にこちらのペースになった。しかしゴール前のチャンスを活かせず、ノースコアのまま前半が終わった」。
0-10で迎えた後半は一進一退となり、WTB山村知也(報徳学園)とHO松岡賢太(京都成章)のトライ、CTB島田悠平(國學院久我山)のコンバージョンキック成功で一時は1点差まで詰めたものの、終盤にもU19スコットランド代表にゴールラインを割られ、勝利することはできなかった。
それでも指揮官は「選手たちの頑張りは素晴らしく、1戦目よりも成長していることは明らか。次の3戦目で更に成長し、最終戦の勝利に向けて、前進したい」と前向きだ。
キャプテンのFL眞野泰地(東海大仰星)は「どんなに良い試合をしても負けは負け。スコットランドに勝つことが自分たちのゴールなので、今日の試合で出た反省を活かし、次は必ず勝つ」と、ツアー残り2戦に向けて意気込みを語った。
高校日本代表は現地時間23日に第3戦目としてスコットランド地域選抜とぶつかり、27日の最終戦で再びU19スコットランド代表に挑む。