ハリケーンズのアーディー・サヴェアにタックルするブルーズのブリン・ホール。写真左がマレ・サウ
(Photo: Getty Images)
ニュージーランドのオークランド(イーデンパーク)で11日、スーパーラグビー第3節のブルーズ対ハリケーンズ戦がおこなわれ、ブルーズに所属する日本代表(ヤマハ発動機)のCTBマレ・サウは、開幕節以来の先発となり、フル出場で奮闘したが、チームは19-23で敗れた。
第2節の途中出場を含め、3試合連続で出番を与えられたサウは、突破とオフロードでチームに勢いをもたらし、ゲームが白熱した後半も力強い走りとサポートで攻撃にリズムをつけた。
しかし、ブルーズは4点を追う後半38分過ぎ、ゴール前で攻め続けてアドバンテージをもらい、大きく展開して得点チャンスになりかけたが、サウが痛恨の落球で好機を逃した。それでもハリケーンズが反則を重ね、ブルーズの猛攻はフルタイムを過ぎても3分以上続いたが、ゴールラインを背にしたハリケーンズがシンビンで1人を欠きながらも懸命に守り切り、ブルーズは逆転勝利とはならなかった。
ブルーズとハリケーンズはともに1勝2敗、勝点5となった。