ブルズでスーパーラグビーとカリーカップの2冠を達成したこともあるフラン・ルディケHC
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ジャパンラグビートップリーグで2季連続12位以下と低迷したクボタスピアーズが、スーパーラグビーで2度の優勝を遂げた唯一の南アフリカ人指導者であるフラン・ルディケ氏(47歳)のもと、再建への新たな道を進むことが明らかになった。4年間指揮を執ってきた石倉俊二前監督、トウタイ・ケフ前ヘッドコーチの後任。3月16日に新ヘッドコーチ就任会見がおこなわれる。
ルディケ氏は2008年から8年間、スーパーラグビーチームのブルズ(南アフリカ)でヘッドコーチを務め、2009年と2010年に優勝へ導いた。キャッツ時代を含めスーパーラグビー歴代最多の149試合で指揮し、南半球で最も経験豊富な指導者といわれている。緻密な戦略家として知られ、昨年のワールドカップではフィジー代表のFWコーチを務めた。