ラグビーリパブリック

“ミスタートヨタ”麻田一平がヴェルブリッツ退団。カーペンターも

2016.03.09
今季はリザーブからの起用が多かったが全10試合に出場したSH麻田一平(撮影:早浪章弘)
 トヨタ自動車ヴェルブリッツに13年間在籍し、トップリーグ通算140試合以上に出場してきたSH麻田一平(35歳)が、2015-2016年シーズンをもって退団することが明らかになった。
 2006年度から4年間キャプテンを務め、プレーメーカーとしてもチームをけん引し、「ミスタートヨタ」と呼ばれた小さな鉄人。麻田は日本代表キャップこそ獲得していないものの、2011年のワールドカップで負傷離脱したSH吉田朋生(東芝)の代わりに追加招集されたジャパン戦士でもあった。
 麻田以外では、7年間在籍したCTB八役大治(29歳)と5年間在籍したPR佐藤一斗(27歳)もヴェルブリッツを去る。そして、スーパーラグビー日本チームのサンウルブズに招集されたCTBデレック・カーペンター(27歳)、ナミビア代表の中心選手でもあるFL/NO8レナルド・ボスマ(26歳)、13人制のラグビーリーグから転向してきたLOサム・バーンストロム(23歳)、南アフリカのチーターズからシーズン途中に加入していたLOフランソワ・エイス(29歳)も退団が決まった。
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