女子セブンズの「タレント発掘・育成コンソーシアム・課題解決型海外育成プログラム」参加メンバーが、女子セブンズ日本選抜としてラスベガス招待大会(女子エリート・国際の部/3月3〜6日)に出場し、9位に相当するボウル優勝で大会を終えた。
プール戦は1勝2敗でボウルトーナメントにまわった女子日本選抜は、同準決勝でブラジルチームに21-14で競り勝ち、決勝ではカナダのケベックチームを14-5で下した。
■稲田仁 ヘッドコーチ コメント
ボウル優勝という結果には満足はしていない。ただし、最後のゲームではこれまで目指してきたラグビーを出すことができた。一つのミス、反応の遅れが全て失点につながってしまうこと、そして勝つためには強いプレッシャーがかかり疲労があるなかでも、一つ一つのプレーを高い精度でおこない続けることの重要性を、この大会を通して実感させられた。フィジカルの強い外国人選手との試合経験を多く積めたことは、選手たちにとって大きな収穫となり、今後の選手の成長につながる良い大会となった。
■福島わさな キャプテン コメント
今日の1試合目は、ボールのつなぎの部分でのミスが目立ち、前に出るプレーが少なかった。2試合目では、その反省から「一人ひとりが仕掛けて、ボールの継続を大切にする」というテーマを持ち、それを実行することができた。ボウルトーナメントで優勝することはできたが、自分たちの目指すところはもっと上であり、満足はしていない。それぞれの新しい課題も見つかったので、その課題を克服し、成長してチャレンジを続けていきたい。