接戦となったスコットランド戦でウィニングゴールへ走る彦坂匡克
(Photo: World Rugby/Martin Seras Lima)
瀬川智広ヘッドコーチ率いる男子セブンズ日本代表が、3月4日から開催されているラスベガスセブンズ(アメリカ)のプールBで2位に入り、昨年4月の東京セブンズ以来となる、ワールドラグビーセブンズシリーズでのベスト8入りを果たした。
ラスベガス大会の初日、日本は世界ランキング4位のオーストラリアに5-35で敗れたものの、今季第1ラウンドのドバイ大会で準優勝だったイングランドと19-19で引き分けた。そして2日目(日本時間6日)におこなわれたプールステージ最後のスコットランド戦は、同点で迎えた試合終了間際に彦坂匡克がウィニングトライを決め、26-19で勝利。混戦となったプールBで1勝1分1敗の勝点6となり、2位通過で8強入りを果たした。
カップ準々決勝は総合ランキングで首位に立つフィジーに7-43と完敗したものの、今季最高の7位(タイ)以上が確定し、5か月後に迫ったリオデジャネイロオリンピックへ向けて大きな自信を得た。
ラスベガスセブンズの最終日(日本時間7日)、日本はプレートトロフィーを争う5位〜8位チームのトーナメントに臨み、同準決勝でケニアと対戦する。
<2016ラスベガスセブンズ 大会2日目 結果>
▼プール戦
・日本 26-19 スコットランド
〔プールB 最終順位〕
◎1位: オーストラリア 3勝0敗
◎2位: 日本 1勝1分1敗
◎3位: スコットランド 1勝2敗
◎4位: イングランド 0勝1分2敗
▼カップ準々決勝(1〜8位)
・アメリカ 26-14 ケニア
・フィジー 43-7 日本
・南アフリカ 14-7 ニュージーランド
・オーストラリア 26-12 アルゼンチン
▼ボウル準々決勝(9〜16位)
・スコットランド 17-12 サモア
・フランス 21-19 イングランド
・ウェールズ 31-12 ポルトガル
・ロシア 19-10 カナダ
<2016ラスベガスセブンズ 大会最終日 組み合わせ>
▼カップ準決勝(1〜4位)
・アメリカ vs フィジー
・南アフリカ vs オーストラリア
▼プレート準決勝(5〜8位)
・日本 vs ケニア
・ニュージーランド vs アルゼンチン
▼ボウル準決勝(9〜12位)
・ロシア vs フランス
・ウェールズ vs スコットランド
▼シールド準決勝(13〜16位)
・カナダ vs イングランド
・ポルトガル vs サモア