ラグビーリパブリック

ラスベガスセブンズ 日本はイングランドと引き分け、8強入りの可能性残す。

2016.03.05
オーストラリアの選手にタックルする日本のトゥキリ ロテ(Photo: Getty Images)
 男子ワールドラグビーセブンズシリーズの今季第5ラウンド、ラスベガス大会(アメリカ)が現地時間4日に開幕し、男子セブンズ日本代表は初日のプール戦で世界ランキング6位のイングランド相手に健闘したものの19-19で引き分け、続くオーストラリア戦は5-35で敗れた。
 1分1敗となった日本だがベスト8入りの可能性はまだ残っており、大会2日目に予定されているプール最終戦ではスコットランドと対戦する。
 イングランド戦は開始1分も経たぬうちに先制されたが、前半3分過ぎに合谷和弘がゴール前で相手選手を引き付けて副島亀里ララボウ ラティアナラにつなぎ、同点とした。6分には彦坂匡克が敵陣10メートルラインから中央突破で逆転。日本はディフェンスプレッシャーがよく、流れを引き寄せ、後半3分にはラインアウトからの攻撃でレメキ ロマノ ラヴァが追加点を挙げ、19-5とリードを広げた。
 しかし2分後、相手のパワフルランナーに突破され、7点差に詰められる。そしてフルタイムを報せるサイレンが鳴ったあと、ハーフウェイ付近でギャップができたところをイングランド選手に突かれて独走を許し、コンバージョンも決まって金星獲得とはならなかった。
 現在ランキング4位のオーストラリアとの試合は、ディフェンスを崩され、後半2分までに4連続トライを奪われた。その後、レメキがパワーを活かしてファイブポインターとなったが、試合終了前にも防御網を破られ、完敗を喫した。
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