ラグビーリパブリック

マフィがプレミアシップ2試合連続トライ! バースで早くも来季契約望む声

2016.02.29
エクセター戦でトライを決めるバースのNO8アマナキ・レレィ・マフィ(Photo: Getty Images)
 「ギフト。まるで天からの贈り物のような選手だ」。名将エディー・ジョーンズはかつて、アマナキ・レレィ・マフィについてそう評したが、イングランドの名門クラブ・バースの首脳たちも同じ気持ちに違いない。
 マフィの勢いが止まらない。日本代表、NTTコミュニケーションズでの2015年度シーズンを終えたあと、バースに期限付き移籍し、2月13日にプレミアシップデビューを果たしたトンガ生まれのジャパン戦士は、28日のエクセター・チーフス戦でも8番をつけて3試合連続の先発出場。先週のワスプス戦で初トライを記録していたが、この日も前半39分と後半1分にモールドライブからインゴールにねじ込み、2試合連続、通算3トライ目をマークした。
 前節ではボールキャリーの数が全12チーム中最多(21回)で、走った距離(71メートル)とタックル(11回)でも高評価を受けていたが、現在リーグ2位のエクセター相手にも攻守にわたってマン・オブ・ザマッチ級の活躍。試合は17-26で敗れ、右腕を負傷したため後半途中にベンチへ退き3試合連続のフル出場とはならなかったものの、イングランド最高峰リーグで輝きを増している。
 マフィは昨年のワールドカップで日本代表の歴史的3勝に大きく貢献したヒーローのひとり。同大会中にはフランスのクラブが獲得を狙っていると報じられたが、エクセター戦をテキスト速報していた地元紙『バースクロニクル』の記者は早くも、「彼との来季契約にサインしようよ!」と絶賛していた。
 プレミアシップでは、ニューカッスル・ファルコンズに加入した日本代表(サントリー)のPR畠山健介も奮闘中。畠山も2月12日のデビューから3試合連続で途中出場しており、ニューカッスルに欠かせない選手になりつつある。
Exit mobile version