フランス戦でトライを挙げ、雄叫びを上げるウェールズのジョージ・ノース(Photo: Getty Images)
ヨーロッパの強豪6か国によるシックスネーションズは第3節に突入。現地時間26日、カーディフのプリンシパリティスタジアム(ミレニアムスタジアム)でウェールズ対フランス戦がおこなわれ、3年ぶりの王座奪還をめざすウェールズが19-10で2連勝中だったフランスを下した。アイルランドとの開幕戦はドローだったウェールズだが調子を上げ、これで2勝1分。フランスは2勝1敗となった。
ウェールズはSOダン・ビガーのブーツで得点を重ね、後半5分にはWTBジョージ・ノースがトライ。相手の落球後、CTBジョナサン・デーヴィスのロングキックをチェイスし、ゴール前で足で合わせようとするも空振りしたノースだったが、追走していたフランス選手の足に当たったボールを確保してインゴールに飛び込み、ウェールズに貴重な追加点をもたらした。
ウェールズの武器である堅守はこの試合でも相手を苦しめ、終盤にモールドライブで押し込まれたが、奪われたトライはこの1本だけで、リードを守り切った。
優勝が見えてきたウェールズは次節、敵地で好調のイングランドと対戦する。