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クラブ日本一は神奈川タマリバ! 2年連続10回目の全国優勝

2016.02.21
後半にリードを広げるトライを決めたタマリバクラブ主将のNO8安部正輝(撮影:千歩まゆあ)
 第23回全国クラブラグビーフットボール大会の決勝が21日、埼玉・熊谷ラグビー場でおこなわれ、前年度チャンピオンの神奈川タマリバクラブが北海道バーバリアンズを41-14と圧倒し、2年連続10回目の優勝を遂げた。
 前半8分にWTB畑隆樹が駆け抜け先制し、逆転されたあとの16分にはFL小橋川貴郭がゴールラインを割り再びリードを奪った。15-7で迎えた後半はしばらくこう着状態が続いたが、終盤に4トライを追加して北海道バーバリアンズを突き放し、クラブ日本一となった。
 なお、マン・オブ・ザマッチにはPR鈴木進太郎が選ばれている。
 タマリバクラブは2000年に発足。翌年度に全国クラブ大会初優勝を果たし、2003年度から2008年度にかけて6連覇を達成している。日本選手権大会には7回出場したことがある。
 チーム名には、「ラグビーを愛好する者たちの”溜まり場”でありたい」ということ、チーム発足当時に神奈川県の「多摩川= Tama River」沿いのグラウンドを拠点に活動していたこと、この2つの意味が込められているという(チーム公式サイトより)。

クラブ日本一となった神奈川タマリバクラブ。優勝10回は大会最多(撮影:千歩まゆあ)