デビュー戦で懸命にプレーしたアマナキ・レレィ・マフィ(白ジャージーの選手)
(Photo: Getty Images)
畠山健介がプレミアシップデビュー戦を勝利で飾った翌日、日本代表のチームメイトであるアマナキ・レレィ・マフィもまた、新たな挑戦の舞台に選んだイングランド最高峰リーグで笑顔を見せた。
NTTコミュニケーションズシャイニングアークスから期限付きでバースに加入したマフィは、現地時間2月13日、プレミアシップ第12節のウスター・ウォーリアーズ戦(シックスウェイズ・スタジアム)にNO8で先発し、記念すべき初出場。ノーサイドの笛が鳴るまで攻守にわたって奮闘し、16-14の逆転勝利に貢献した。
ワールドカップを再現するかのように、ダイナミックな突進で仲間を奮い立たせたマフィ。力強いボールキャリーだけでなく、タックルも接点のファイトも積極果敢で、フィールドを駆け回り、この試合で最もジャージーを汚したひとりだった。
前半はウスターの堅守を崩せなかったバースだが、必死に食らいつき、67分(後半27分)に16-14と逆転。71分にマフィの反則で相手にPGチャンスを与えたがショットは外れ、数分後にもウスターのキッカーがPGを失敗して命拾いすると、ロスタイムには自陣深くで約5分間、相手の猛攻を耐え、勝利を手にした。
今季4勝目を挙げたバースは現在9位。プレーオフ進出への道のりは厳しいが、レギュラーシーズンは折り返し地点を回ったばかりであり、マフィという最高のギフトを得て、チームには上昇へのいい風が吹いてきた。