サンウルブズの初代主将に就任した堀江。ハメットHCとがっちり握手(撮影:長尾亜紀)
今年からスーパーラグビーに参戦する日本チーム、サンウルブズの初代キャプテンに、HO堀江翔太が就任することが発表された。30歳の堀江は日本代表として42キャップを持ち、ジャパンが歴史的偉業を遂げた昨年のワールドカップでは副将を務めた選手。また、国内トップリーグ3連覇を果たしたパナソニック ワイルドナイツの主将でもある。2013年と2014年にはメルボルン・レベルズ(オーストラリア)に所属し、すでにスーパーラグビーの最前線で戦った経験もある最適のリーダーだ。
主将を任された堀江は「スーパーラグビー初参戦となる日本チームで、初めてのキャプテンに指名していただき大変光栄に思います。1人では決してできない事もありますし、チーム全員で助け合いながら、まとめていければと思います。ディフェンスがカギとなってくると考えているので、意識して取り組んでいきたいです」と意気込みを語った。
昨年のワールドカップでベスト4を独占した南半球4か国(ニュージーランド、オーストラリア、南アフリカ、アルゼンチン)のトップ選手たちも参加する世界最高峰リーグのスーパーラグビーは、2月26日に開幕し、8月6日までおこなわれる(レギュラーシーズンの最終節は7月16日。プレーオフは7月22日から)。サンウルブズは南アグループのアフリカ カンファレンス1に入り、歴史的最初の試合は2月27日に東京・秩父宮ラグビー場でライオンズと対戦する。開幕2週間前の13日には愛知・豊田スタジアムでトップリーグ選抜チームと壮行試合をおこなう。
現在、愛知で合宿をしているサンウルブズ(撮影:長尾亜紀)