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イングランド代表にアシュトン復帰! ノンキャップは7人

2016.01.14
スワローダイブ再び。パワフルトライゲッターのクリス・アシュトン(Photo: Getty Images)
 イングランド代表の再建を託されたエディー・ジョーンズ ヘッドコーチ(日本代表前ヘッドコーチ)が13日、2月6日に開幕するシックネーションズ(欧州6か国対抗戦)へ向け、スコッド33人を発表した。
 まだキャップを持たないニューフェイスは、2014年のジュニアワールドチャンピオンシップでU20イングランド代表の主将を務め連覇を遂げたLO/FLマロ・イトジェなど、7人。昨年のワールドカップスコッドからは19名が残り、同大会に参加できなかったスター選手のWTBクリス・アシュトン、HOディラン・ハートリー、WTBマーランド・ヤードなどが代表復帰している。
 その一方で、ワールドカップメンバーだった20代のCTBブラッド・バリット(26キャップ/サラセンズ)、HOトム・ヤングズ(28キャップ/レスター)、FL/NO8トム・ウッド(42キャップ/ノーサンプトン)などは外れ、グラウンド外でも注目されるセール・シャークスの人気選手、SOダニー・シプリアーニ(14キャップ)も選出されなかった。
 股関節部分の負傷から復活して約15か月ぶりにプレーを再開したばかりのCTBマヌー・トゥイランギ(レスター)は、スコットランド代表との開幕戦には間に合わないもののエリートプレーヤー・スコッドに名を連ね、大会後半での出場をめざす。
「マレーフィールドに行って勝つことができる選手を選んだ。最初の試合で勝つことが最優先課題なので、経験とポテンシャルをミックスしている」とジョーンズ ヘッドコーチ。「イングランド代表の長期戦略は、世界で最も抜きんでているチームになりえるよう発達すること。世界最強のチームにするために、すべてのポジションで選手層が厚く競争が激しいスコッドをつくっていきたい」
 ジョーンズ ヘッドコーチは、日本代表でも彼を支えたスティーブ・ボーズウィックFWコーチらとともに、イングランド代表の再建に取りかかる。選手は1月24日に集合して本格始動する予定。
【FW】
Josh Beaumont(セール)、Dan Cole(レスター)、Luke Cowan-Dickie(エクセター)、Jack Clifford(ハリクインズ)、Jamie George(サラセンズ)、Dylan Hartley(ノーサンプトン)、James Haskell(ワスプス)、Paul Hill(ノーサンプトン)、Maro Itoje(サラセンズ)、George Kruis(サラセンズ)、Matt Kvesic(グロスター)、Joe Launchbury(ワスプス)、Courtney Lawes(ノーサンプトン)、Joe Marler(ハリクインズ)、Matt Mullan(ワスプス)、Chris Robshaw(ハリクインズ)、Henry Thomas(バース)、Billy Vunipola(サラセンズ)、Mako Vunipola(サラセンズ)
【BK】
Chris Ashton(サラセンズ)、Mike Brown(ハリクインズ)、Danny Care(ハリクインズ)、Elliot Daly(ワスプス)、Ollie Devoto(バース)、Owen Farrell(サラセンズ)、George Ford(バース)、Alex Goode(サラセンズ)、Sam Hill(エクセター)、Jonathan Joseph(バース)、Jack Nowell(エクセター)、Anthony Watson(バース)、Marland Yarde(ハリクインズ)、Ben Youngs(レスター)
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