神戸製鋼に加入予定の韓国代表FWチャン・ソクファン(右端)。今年5月の日本代表戦より
(撮影:見明亨徳)
2015年、韓国選手のうち兵役を尚武(韓国軍体育部隊)で終えた選手の進路が判明した。15人制・7人制代表LO/FLチャン・ソクファン(延世大)が神戸製鋼コベルコスティーラーズに入団することが明らかになった。
チャンは身長192センチ、115キロの大型選手。2015年アジアチャンピオンシップの日本戦(5月9日)では6番で先発出場した。また、リオデジャネイロ五輪予選など7人制代表としても活躍している。
韓国国内ニュースでは、12月15日に創部した現代グロービスには6人が加わることが明らかになった。グロービスの指揮官は鄭三榮(チョン・サムヨン)氏、47歳。2014年15人制代表監督、2013年までは廃部となった三星重工業で監督を務めていた人物だ。
コーチは、延世大BKコーチの朴昶珓(パク・チャンミン)氏が就任する。朴氏は38歳。現役時代はCTBで三星重工業、15人代表主将、7人制代表として活躍した。
主将はSH李ビョンジュン(尚武、代表)が担当する。
現在、監督など含め12人。チームはこの後、選手を30人にまで増やす。対象は大学生や日本のチームに所属している選手。年内に練習を開始し、2016年3月に開催される春季リーグ戦でデビューを飾る。
◎神戸製鋼
*チャン・ソクファン(LO/FL、代表)
◎日本チーム希望
*李ミョンジュン(SH、代表)
◎徳山大学復帰予定
*朴ジス(SH)
◎ポスコ建設
*ユ・ジュンホン(NO8、代表)、金ミンギュ(HO、代表)、チャ・ソンホ(LO)
◎現代グロービス
*李ビョンジュン(SH、代表)金ギソン(CTB)、 チョン・ヒョジン(FL)、金フィチョル(PR、前代表)、チョ・ジンヒョン(PR、前代表)、ナム・ヨンス(FB、代表)
(文:見明亨徳)