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関西大学ラグビー入替戦 関西学院大と近畿大がAリーグ残留

2015.12.14
入替戦にまわった昨季王者の関西学院大だが辛くもAリーグに残った(撮影:BBM)
 関西大学ラグビーA、Bリーグ入替戦は13日、京都市の宝が池球技場であり、関西学院大(A8位)が大阪体育大(B1位)を56-19、近畿大(A7位)が龍谷大(B2位)を35-20でそれぞれ下し、来季の残留を決めた。関西Aリーグでは4年ぶりに昇格チームが現れなかった。
 関西学大は前半7分、先制トライこそ許したが、2分後にFB中野涼がライン間をブレイクして相手インゴールに飛び込んだ。これで落ち着きを取り戻し、8トライを奪って快勝した。SHの徳田健太主将は「チームを残せてよかった」と顔をほころばせた。
 近大は前半17分、得意のモールを押し込み7-5と逆転に成功し、ペースをつかんだ。13-8の後半7分には、WTB岩佐賢人が左、WTB酒井貴弘が右とお互いのタッチライン際を駆け上がり、CTB長森健彦のトライを導き出した。
 中島茂総監督は「毎年、出ているようじゃダメ」と3年連続の入替戦によるAリーグ残留に渋い表情だった。

9年ぶりのAリーグ復帰をめざした龍谷大(白)だったが近畿大に競り負けた(撮影:BBM)
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