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ホーハートとデヨーンがセブンズ南ア代表入り! 次の夢はオリンピック

2015.11.26
再び這いあがってきたフランソワ・ホーハート。セブンズに挑む(Photo: Getty Images)
 キヤノンイーグルス入りを断って南アフリカ代表復帰をめざしていたフランソワ・ホーハート(27歳)が、グリーン&ゴールドジャージーを取り戻した。英国でこの秋開催されたワールドカップには参加できなかったものの、来月から始まるセブンズワールドシリーズの7人制南ア代表(愛称:ブリッツボッカ)に選出された。次の夢は2016年リオデジャネイロオリンピックでの金メダル獲得だ。
 今季ジャパンラグビートップリーグに参戦予定だったホーハートだが、契約していたキヤノンから選手登録抹消が発表されたのは9月下旬。ワールドカップスコッドから落選して心境に変化があったホーハートは、追加招集の可能性を信じて自国リーグ(カリーカップ)での出場を優先し、イーグルスのファンを落胆させた。
 結局、自身にとって2回目のワールドカップ出場はならなかったものの、再起を決意してハードトレーニングを続け、初めてセブンズの国際舞台で輝くチャンスを手にした。
 昨季ワールドシリーズで総合2位だったブリッツボッカは、来年8月にリオデジャネイロ(ブラジル)で開催されるオリンピックでは金メダルを狙う。ワールドラグビーの2015年最優秀セブンズプレーヤーに選ばれたヴェルナー・コックのほか、かつて同賞に輝いたことがあるセシル・アフリカ、昨季トライ王のシアベロ・セナトラなど、世界クラスのセブンズスペシャリストが多いが、オリンピックに向けて15人制のスターたちもリクルートしている。ニューフェイスにとって今季ワールドシリーズは実戦経験を重ねる場でもあり、開幕ラウンドのドバイセブンズ(12月4日、5日)と地元ケープタウンで開催される第2ラウンド(12月12日、13日)のスコッドには、15人制代表で35キャップを重ねたホーハートのほかに、同14キャップを持つストーマーズCTBのジュアン・デヨーンも選出された。
 また、今月上旬に発表されたセブンズ南ア代表トレーニングスコッドには、今年の15人制ワールドカップで活躍したブライアン・ハバナ(トゥーロン)、ダミアン・デアリエンディ(近鉄ライナーズ)、ルワジ・ンヴォヴォ(シャークス)も選ばれており、ワールドシリーズにはシーズン途中から参戦予定。ほかにも、15人制代表キャップ保持者のライアン・カンコウスキー(豊田自動織機シャトルズ)、コーナル・ヘンドリクス(ストーマーズ)、オウパ・モホジェ(チーターズ)、ワーレン・ホワイトリー(ライオンズ)もオリンピックに向けた候補選手となっている。
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