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男子セブンズ日本代表、初日3戦完封勝ち。五輪切符まであと3戦。

2015.11.07
態度とプレーでチームを牽引する桑水流裕策主将。(撮影/松本かおり)

 連続完封勝ちを経て臨んだ、リオ五輪の男子セブンズ・アジア予選のプールA、初日3試合目。男子日本代表は、この日いちばんのヤマ場となると見られていた韓国戦に47-0と大勝。初日を3戦全勝、全試合完封勝ちという内容で終えた。

 試合開始のキックオフから1分40秒続いた攻防。互いに高い集中力でゲームに入ったが、それを最後まで持続させたのは男子セブンズ日本代表だった。
 2分50秒にラインアウトから攻め、後藤輝也が鋭いステップで抜いてトライ。さらにトゥキリ ロテ ダウラアコ、桑水流裕策がトライを重ねて前半を19-0で終える。後半に入ってもターンオーバーからレメキ ロマノ ラヴァがトライを奪いとどめを刺す。結局7トライの快勝だった。

 初日を振り返り、桑水流主将は「初戦の出来がよくて、最後まですべてうまく戦えた」と話した。
「大会前は緊張していたのですが、(ワールドカップで歴史的勝利を挙げた選手たちの様子を見てきて、今大会にスタッフとして加わっている)15人制のアナリストの方から緊張して当たり前ということを話を聞いてラクになりました。長く合宿をやって来た仲間もいて、信頼が深いのもこの結果に結びついていると思います」
 予選2日目は、プールAの残り試合、中国との一戦を終えた後、準決勝、決勝と続く。憧れのリオ五輪行きの切符をつかむまで、この集中力を維持し、歓喜の時を迎えたい。

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