摂南大に完勝した同志社大学。(撮影/新屋敷こずえ)
関西大学ラグビーAリーグ第4節は10月25日、京都・宝が池球技場などで4試合を行った。天理大は立命館大に40−14と圧勝。開幕4連勝として首位を守った。ともに2勝1敗で2位争いをする同志社大は摂南大を55−26で破り、単独2位になった。京都産業大は近畿大を32−20、関西大は関西学院大を41−19でそれぞれ下した。
この結果、3位争いは2勝2敗で京産大、摂南大、近大の3チームが並ぶ。さらに1勝3敗の最下位は関西学大、立命大、関大となった。
注目された2位争いは同大が9トライを挙げる猛攻。3年生LOの山田有樹、2年生NO8の倉本吏哉(りき)の常翔学園コンビを中心に接点を制圧して、BK展開を容易にさせた。またタックルも前に出て、摂南大NO8のセコナ・トプイ(トゥポー高?)ら2人の留学生の走り出しを抑えた。
同大の山神孝志監督は「ずっとやろうと思っていたディフェンスができた」と笑顔。一方、摂南大の河瀬泰治総監督は「ウチが食い込まれてしまった。生きたボールが出なかった」と肩を落とした。
第5節は10月31日(土)に神戸総合運動公園ユニバー記念競技場で関大―立命大、関西学大―天理大、11月1日(日)には大阪・鶴見緑地球技場で摂南大―近大、同大―京産大が行われる(第1試合のキックオフはそれぞれ正午)。
京産大は近畿大に勝つ。(撮影/新屋敷こずえ)