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ボーズウィック日本代表FWコーチ、次はイングランドのクラブで指導力発揮へ

2015.10.15
ワールドカップ期間の日本代表練習で精力的に動くボーズウィックFWコーチ(Photo: Getty Images)

 ラグビー日本代表の歴史的快挙達成に貢献したひとり、スティーブ・ボーズウィックFWコーチ(36歳)が、母国イングランドの2部リーグに属するブリストルのFWコーチに就任することが明らかになった。14日、同チームが正式発表。すでに今シーズンの戦いは始まっており、11月2日からチームに合流する予定だ。

 LOとして活躍し、プレミアシップ(イングランド最高峰リーグ)歴代最多出場の記録を持つボーズウィックは、クラブチームのバース、サラセンズ、そしてイングランド代表でも主将を務め、2014年に選手引退。まだプレーヤーだったころから日本代表のスポットコーチとして主にラインアウトを強化し、2014年6月1日からFWコーチに就任してエディージャパンを鍛えてきた。

 ブリストルの監督は、バース時代のチームメイトで18歳のころからボーズウィックをよく知るアンディ・ロビンソン。イングランド代表のヘッドコーチでもあったロビンソン監督はボーズウィックのことを信頼しており、日本代表FWを強くしたその指導力に期待している。

 ブリストルは昨季、リーグ戦を1位で終えたもののプレーオフ決勝(ホーム&アウェイの総合成績)でウスターに敗れ、プレミアシップへの昇格を逃していた。

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