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キヤノンに入団予定だった元南ア代表ホーハート、選手登録抹消

2015.09.29
ブルーブルズでプレーするフランソワ・ホーハート。今季トップリーグでも見たかったが…
(Photo: Getty Images)

 ジャパンラグビートップリーグのキヤノンイーグルスは28日、2015-2016シーズンに入団予定だった元南アフリカ代表SH/WTBフランソワ・ホーハート(27歳)の選手登録を抹消すると発表した。
 現在、母国のブルーブルズでプレーしているホーハートは、ラグビーワールドカップ2015の南アフリカ代表に挑戦するため国内リーグ(カーリーカップ)への出場を優先させることになり、トップリーグへの選手登録を見送ったという。

 SHが本職で35テストキャップを持ち、近年は南ア代表の9番を着ることも多かったホーハートだが、今年のスーパーラグビーではブルズのチーム事情もあってWTBとして全16試合に先発出場し、ハーフバックとしての成長を南ア代表のセレクターや指揮官にアピールできず、ワールドカップスコッドに落選していた。
 現在、ワールドカップに参戦中の南ア代表は、33歳のフーリー・デュプレアと31歳のルアン・ピナールがSHとして試合に出ており、3番手SHはチーム唯一のノンキャッププレーヤーであるルディー・ペイジ。南アは決勝トーナメントに進出する可能性があり、SHに怪我人が出た場合はホーハートが追加招集されることも考えられる。

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