何度も快足を飛ばした松井千士。この日は2試合で計4トライ。
(撮影/南 大庸)
(撮影/南 大庸)
アジアラグビーセブンズシリーズ第2戦のタイ大会が9月26日、バンコクのSCGスタジアムで開幕した。 第1戦の中国大会で優勝した男子セブンズ日本代表は、今大会の初戦でシンガポールと戦い、頂点への道を歩み始めた。
バンコクの強い日差しの下でのキックオフ。鶴ケ崎好昭が先制トライを決める。続いてアジアシリーズ初参戦の松井千士が右タッチライン際を駆け抜けてリードを広げる。ただ、前半終了間際にシンガポールに失点を許すした。後半もトライを重ねたが暑さの影響で動きが悪く、33-5での勝利も反省点の残る試合内容だった。
続くカザフスタン戦では初戦の動きの悪さを修正した。前半だけで松井千士がハットトリック。後半には中国大会でトライ王の後藤輝也が負けじと3トライを挙げるなど攻め続ける。54-0の大勝だった。
日本代表は予選プールを1位通過。カップ戦準々決勝(9月27日)でUAEと対戦する予定になっている。
(リポート・南 大庸)