感激の函館ラ・サール。札幌山の手との決勝戦は4年連続だった。
(撮影/阿部典子)
(撮影/阿部典子)
2015年12月27日から2016年1月11日に東大阪市花園ラグビー場で開催される第95回全国高校大会への出場校を決める南北北海道予選の決勝が函館・根崎公園ラグビー場でおこなわれ(9月26日)、函館ラ・サールが南北海道代表に決まった。昨年の大会まで15年連続して全国に駒を進めていた札幌山の手を22-12のスコアで下しての感激の勝利。雨の降る中、初出場の感激に浸った。
同校は、中学ラグビー部とともに一体となって強化を進め、今回の栄誉をつかんだ。サイズに恵まれるチームではないが、ラグビーの理論とテクニックを探求し、工夫と結束で自分たちの持つ力を最大限発揮するための日々を過ごしている。この日も雨中戦も高い集中力で制した。
現在キヤノンイーグルスのPRとして活躍するPR菅原崇聖や、同志社大の小林健太郎(WTB/CTB)、筑波大の堀込紀行(LO)など、高校卒業後もトップレベルでプレーを続ける選手も増えてきた。
北北海道予選では遠軽が北見北斗に17-0で勝ち、2年ぶり10回目の出場を決めた。