ラグビーリパブリック

サモア戦へ向けジャパン軽めの調整。 マフィは異常なし、コリーも腕をぶす

2015.09.26
25日、軽めの練習をおこなった日本代表(撮影:早浪章弘)

 ラグビーワールドカップ(W杯)イングランド大会に臨む日本代表は、25日、当地ウォリックで軽めの調整をおこなった。10月3日、ミルトンキーンズ・スタジアムmkで予選プールBのサモア代表戦に挑む。

 公開が義務付けられている冒頭15分の大半をクリケットのバットとボールを使ったゲームに費やしたチームは、セットプレーからの守備の連係をスローペースな足取りで調整。LO真壁伸弥は語る。

「相手の強いフィジカルと対等に戦わないと。この3日間(24〜26日)はレスト(練習量が軽い)と言われているので、サモア代表戦での動きをちょっとずつインストールしていって、翌週(28日以降)、実戦さながらの動きでできるようになりたいと思います」

 9月23日のスコットランド代表戦(グロスター・キングスホルムスタジアム/●10-45)で負傷退場した正NO8アマナキ・レレィ・マフィに代わって、主力組のNO8の位置にはホラニ龍コリニアシが入った。「そうですね。まだわからないですけど…」と、2大会連続出場に腕をぶす。

 練習中には、マフィについて「精密検査の結果、器質的異常はなし。楽観的に捉えている」とエディー・ジョーンズ ヘッドコーチからの談話が公開された。当日は右足の付け根を痛めていたが、精密検査の箇所は「全体」で、痛みについては「異常なしなので、ない」との見解も示された。玉虫色の発表ではあるが、NO8コリニアシは「よかったですよ。異常なしで。やっぱり、爆発力があるから」と、同じ働き場の頼れる仲間を慮った。

(文:向 風見也)
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