フィジー代表のジョン・マッキー ヘッドコーチが21日、第8回ラグビーワールドカップに臨むスコッド31名を発表した。今年のパシフィック・ネーションズカップ(PNC)で優勝を果たした中心メンバーに加え、腹部を痛めていた元トップリーグトライ王のCTB/WTBネマニ・ナンドロ(前NEC)らが加わった。
その一方で、同国代表49キャップを持つ36歳のSO/CTBセレマイア・バイ(レスター・タイガース)は落選。PNC決勝で負傷した快足WTBナポリオニ・ナランガ(リヨン)と、グラスゴー・ウォーリアーズ所属のPRジェリー・ヤヌヤヌタワもワールドカップスコッドには入らなかった。
選ばれた31人のほとんどが海外を拠点にしており、ローカルプレーヤーはPRのリー・ロイ・アタリフォとペニ・ラヴァイの2人だけ。主将を務めるFLアカプシ・ンゲラや、副将のHOスニア・コトとCTBヴェレニキ・ゴネヴァ、LOレオネ・ナカラワなど、14人が2011年ワールドカップ経験者だ。
2007年大会以来3回目のベスト8以上をめざす世界ランキング9位のフィジーだが、プールステージは強敵揃い。9月18日のオープニングゲームでホストチームのイングランドと対戦し、オーストラリア、ウェールズ、ウルグアイもライバルとなる。
【FW】
Lee Roy Atalifo(スバ)、Isei Colati(ヌヴェール/仏)、Campese Ma’afu(プロヴァンス/仏)、Peni Ravai(ナンドロガ)、Manasa Saulo(ティミショアラ/ルーマニア)、Sunia Koto(ナルボンヌ/仏)、Tuapati Talemaitoga(プロヴァンス/仏)、Viliame Veikoso(ドンカスター/イングランド)、Tevita Cavubati(オスプリーズ/ウェールズ)、Leone Nakarawa(グラスゴー/スコットランド)、Api Ratuniyarawa(アジャン/仏)、Nemia Soqeta(ビアリッツ/仏)、Sakiusa Masi Matadigo(リヨン/仏)、Akapusi Qera(主将/モンペリエ/仏)、Malakai Ravulo(ファルル・コンスタンツァ/ルーマニア)、Netani Talei(ハリクインズ/イングランド)、Dom Waqaniburotu(ブリーヴ/仏)、Peceli Yato(クレルモン/仏)
【BK】
Nemia Kenatale(ファルル・コンスタンツァ/ルーマニア)、Nikola Matawalu(バース/イングランド)、Henry Seniloli(トレヴィーゾ/イタリア)、Levani Botia(ラ・ロシェル/仏)、Gabiriele Lovobalavu(バイヨンヌ/仏)、Joshua Matavesi(オスプリーズ/ウェールズ)、Ben Volavola(ワラターズ/豪州)、Vereniki Goneva(レスター/イングランド)、Kini Murimurivalu(ラ・ロシェル/仏)、Nemani Nadolo(クルセイダーズ/NZ)、Waisea Nayacalevu(スタッド・フランセ/仏)、Metuisela Talebula(ボルドー/仏)、Asaeli Tikoirotuma(ハリクインズ/イングランド)