今月のラグビーチャンピオンシップ(南半球4か国対抗戦)で、当時世界ランキング2位だった南アフリカ代表から初勝利をあげたアルゼンチン代表(世界ランク8位)。2007年ワールドカップで3位になって以来の好成績が国民から期待されるなか、ダニエル・ウルカデ ヘッドコーチが1か月後に開幕するワールドカップの最終登録メンバー31名(FW17、BK14)を明らかにした。
キャップ総数は813。フランスのトゥーロンでも活躍するFL/NO8フアン・マルティン・フェルナンデス・ロベが最多(64キャップ)で、PRマルコス・アジェルサ、FL/NO8フアン・マヌエル・レギサモン、SO/CTBフアン・マルティン・エルナンデス、WTB/FBオラシオ・アグージャとともに3回目のワールドカップ出場となる。
主将のHOアグスティン・クレビィなど、来年のスーパーラグビーに向けて国内に戻ってきた選手が多いが、欧州組では南ア戦でハットトリックを決めて歴史的勝利に貢献したWTBフアン・イモフや、LOマリアノ・ガラルサ、CTBマルセロ・ボッシュ、CTBフアン・パブロ・ソシノも選出されている。
ワールドカップ初参加は19名。
前回のニュージーランド大会を経験し、今年のラグビーチャンピオンシップにも出場していたベテランのWTBゴンサロ・カマチョ、LOマヌエル・カリッサなどは落選した。
ロス・プーマスの愛称でも知られるアルゼンチン代表は、約2週間の休養をとったあとイングランドへ出発する。そして、9月5日にプレミアシップのレスター・タイガースと練習試合をおこない、6日間のポルトガル合宿で最終準備をして、ワールドカップに臨む予定だ。
本番ではプールCに入り、9月20日に前王者ニュージーランドと初戦で激突。そのあと、ジョージア(グルジア)、トンガ、ナミビアとも対戦する。
【FW】
Marcos Ayerza(レスター/イングランド)、Matias Diaz(UAR)、Ramiro Herrera(UAR)、Lucas Noguera(UAR)、Nahuel Tetaz Chaparro(UAR)、Agustin Creevy(UAR)、Julian Montoya(UAR)、Matias Alemanno(UAR)、Mariano Galarza(グロスター/イングランド)、Tomas Lavanini(UAR)、Guido Petti(UAR)、Juan Fernandez Lobbe(トゥーロン/仏)、Facundo Isa(UAR)、Juan Manuel Leguizamon(―)、Pablo Matera(UAR)、Javier Ortega Desio(UAR)、Leonardo Senatore(―)
【BK】
Tomas Cubelli(UAR)、Martin Landajo(UAR)、Juan Martin Hernandez(―)、Nicolas Sanchez(UAR)、Marcelo Bosch(サラセンズ/イングランド)、Jeronimo de la Fuente(UAR)、Santiago Gonzalez Iglesias(UAR)、Matias Moroni(UAR)、Juan Pablo Socino(ニューカッスル/イングランド)、Horacio Agulla(バース/イングランド)、Santiago Cordero(UAR)、Juan Imhoff(ラシン92/仏)、Lucas Gonzalez Amorosino(―)、Joaquin Tuculet(UAR)