ITMカップで火花を散らす地方代表14チームの主将たち(Photo: Getty Images)
ニュージーランドのオークランドに加入し、同国内最高峰大会のITMカップにチャレンジしているSH茂野海人(NECグリーンロケッツ)が、8月13日にインバーカーギルでおこなわれたオープニングゲーム(対サウスランド)にベンチ入りし、途中出場して念願のデビューを果たした。
名門ジャージーの21番をつけた茂野は、同点に追いついたあとの後半27分からプレー。オールブラックのCTBジョージ・モアラをサポートしようとして惜しくも落球し、果敢にタックルするもノットロールアウェイの反則をとられ相手に得点機を与えたシーンもあったが、その後は、テンポのよいピンポイントパスと積極的な走りを披露した。
8年ぶりの優勝をめざすオークランドだが、試合は23-23で引き分け。ノーサイド直前にPGチャンスを得たものの、ベンチに退いたSHジョノ・ヒッキーに代わってキッカーを務めたSOミッチ・ハントが左に外し、敵地での白星を逃した。
オークランドは次節(8月23日)、ホームで昨季王者のタラナキに挑む。