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南アフリカ代表を倒して勢いに乗る世界ランキング5位のオーストラリア代表が、ラグビーチャンピオンシップで2連勝となり、4年ぶりの南半球タイトル獲得に望みをつないだ。日本時間26日、オーストラリア代表はアルゼンチンのメンドーサで同国代表と対戦し、34-9で快勝。前半は8-6と競ったが後半に突き放し、計4トライでボーナスポイントを獲得している。
オーストラリアは前半16分、キックレシーブからのカウンターでWTBジョー・トマニが先制トライ。PGで差を広げたあと、58分(後半18分)には途中出場のFLディーン・マムが右タッチライン沿いを力強く駆け上がり、ディフェンダーを次々かわしてゴールに持ち込んだ。
アルゼンチンは何度かチャンスメイクする場面もあったがオーストラリアの堅守を崩せず、66分には敵陣深くでのラインアウトをスチールされ、トライを挙げることはできなかった。オーストラリアのBKクウェイド・クーパーがイエローカードをもらい、アルゼンチンは数的有利な状況になりながらもその10分間で自分たちが反則を重ね、流れを変えることができなかった。
77分にCTBテヴィタ・クリンドラニがトライを挙げて勝負を決めたオーストラリア。直後のリスタートでもボールを確保して自陣からボールを回し、FBイズラエル・フォラウが大きくゲインしてCTBカートリー・ビール、WTBアダム・アシュリー=クーパーとつながり、チーム4トライ目が生まれた。
ワールドカップイヤーのため、今年のラグビーチャンピオンシップは1回戦総当たりで王者を決める。2勝0敗となったオーストラリア代表は、同じく全勝のニュージーランド代表と優勝をかけて、8月8日にシドニーで激突する。南アフリカ代表は同日、地元ダーバンでアルゼンチン代表と最終節を戦う。