今年のスーパーラグビーはレッズで奮闘したアダム・トムソン(Photo: Getty Images)
キヤノンイーグルスに所属する元ニュージーランド代表のFL/NO8アダム・トムソン(33歳)は、昨季トップリーグでベストフィフティーンに選出される活躍をしたあと、3年ぶりにスーパーラグビーに復帰してレッズの新戦力となっていたが、来年の同大会では同じオーストラリアのメルボルン・レベルズでプレーすることが明らかになった。レベルズが20日、加入を正式発表。
オールブラックスで29キャップを獲得したトムソンは、2011年ワールドカップの優勝メンバー。もともとハイランダーズの選手で、レッズ時代を含めて、これまでスーパーラグビー83試合に出場している。レッズではタックル数がチームトップだった。
レベルズのコーチングスタッフにはキヤノンでヘッドコーチを務めていたゼイン・ヒルトンもおり、トムソンはよく知る指導者とまた一緒に活動することとなる。
このチームは日本とのかかわりが強く、日本代表のHO堀江翔太とPR稲垣啓太(ともにパナソニック)、CTBマレ・サウ(ヤマハ発動機)もレベルズでプレーした。