ラグビーワールドカップ2019。日本は、開催国としての責任と重みを感じているのか。
建設費が大幅に膨らみ、多くの国民から批判を受けていた新国立競技場の建設について、安倍晋三首相は17日、「現在の計画を白紙に戻し、ゼロベースで計画を見直す」と表明し、2019年のラグビーワールドカップには間に合わないことを明らかにした。
新国立競技場は2019年ラグビーワールドカップのメイン会場に選ばれ、開幕戦および決勝戦をおこなうことが決定していたが、会場として使用できなくなる。
新国立競技場の建設見直し決定を受けて、日本ラグビーフットボール協会の岡村正会長は、「新国立競技場が、来る2019年ラグビーワールドカップ日本開催時に使用できなくなったことは非常に残念に思う。しかしながら、大会の成功に向けて全力を挙げていく方針に変更はない」とコメントした。