ビヨーン・バッソン(Photo: Getty Images)
日本ラグビー界最高峰リーグのトップリーグで再び挑戦するHonda HEATが、南アフリカ代表経験者をもうひとり獲得した。7月1日、11キャップを持つWTBビヨーン・バッソン(28歳)の2015年度追加新加入を発表。現在もスプリングボックス(南ア代表)で活躍するFL/NO8マルセル・クッツェーと元オーストラリア代表CTB/WTBディグビー・イオアネの加入も先月、明らかにしており、さらなる戦力アップが期待される。
バッソンはグリクアスに在籍していた2010年に、南ア国内最高峰大会のカリーカップで前人未到の21トライを挙げ、いまも1シーズン最多トライの記録を持つ。南ア、ニュージーランド、オーストラリアのトッププレーヤーが集うスーパーラグビーでは、2011年からブルズの一員となり、移籍1年目でいきなりトップトライスコアラー(最多タイ)になるなど、嗅覚鋭いフィニッシャーである。
今月17日から始まるラグビーチャンピオンシップ(南半球4か国対抗戦)の南ア代表メンバーには選ばれなかったが、それまではワールドカップのトレーニングスコッドに名を連ねていた。