日本代表が警戒すべき男。南ア代表のジャン・デヴィリアーズ主将、復活
(Photo: Getty Images)
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昨年11月のウェールズ戦で左膝を壊し、今年のワールドカップ参加は絶望的と見られていた南アフリカ代表の主将、CTBジャン・デヴィリアーズ(34歳)が、早ければ7月11日に地元ケープタウンでおこなわれる世界選抜戦で復帰する可能性が出てきた。
『SuperSport』など南アの複数メディアが報じており、本人も「どの試合になるかまだわからないけど、間違いなく7月中にはプレーするつもり。来週、代表候補選手たちが集まるので、そこでもう少し明確なプランがわかると思う」と語っている。
7月18日と25日には所属するウェスタン・プロヴィンスの練習試合が組まれており、そこでのプレーチャンスもある。同時期にはラグビーチャンピオンシップ(南半球4か国対抗戦)が始まっているが、復帰はじめは、テストマッチのプレッシャーを避けるかもしれない。
2002年の代表デビュー以来、106キャップを重ね、南アの年間最優秀選手賞に2回輝いたことがあるデヴィリアーズ。スプリングボックスのCTBでは、一度インターナショナルゲームからの引退を表明したジャック・フーリー(神戸製鋼)がワールドカップ参加に前向きと報じられており、フランソワ・ステイン(東芝/シャークス)も候補選手のひとり。その他、ヤン・サーフォンテイン(ブルズ)、ダミアン・デアリエンディ、ジュアン・デヨーン(以上、ストーマーズ)、ライオネル・マプー(ライオンズ)、JP・ピーターセン(パナソニック/シャークス)などもおり、層が厚い。
8年ぶりの世界一を狙う南ア代表は9月19日、ワールドカップ2015の初戦で日本代表と対戦する。