ブルズのスター、JJ・エンゲルブレヒト(Photo: Getty Images)
2015-2016シーズンのトップリーグで上位を狙う豊田自動織機シャトルズが、スーパーラグビープレーヤー3人と契約を結んだ。
注目は、身長190センチ、体重95キロのCTB/WTBで、南アフリカ代表12キャップを持つJJ・エンゲルブレヒト(26歳)。学生時代に東ケープ州でハードル走のチャンピオンだったこの男は、ブルズの力強いラインブレイカーとしても活躍してきた。豊田自動織機には同じく南ア代表経験者のNO8ライアン・カンコウスキーがおり、フォワードとバックス両方にボッカ(スプリングボックス)の魂を持つハードランナーがそろう。
南アからはもうひとり、ライオンズに所属するLOアンドリース・フェレーラ(25歳)が加わる。テストキャッパーではないが、ブルズ、チーターズ、グリフォンズ(南ア2部リーグチーム)と渡り歩き、今年2月にライオンズと契約を結ぶ前は、イタリアのゼブレ(プロ12)でプレーしていた苦労人。
そして、オーストラリアのメルボルン・レベルズで若き司令塔といわれていたブライス・ヘガティー(22歳)も、豊田自動織機の競争を熱くするだろう。ヘガティーはラグビーリーグ(13人制)経験者。ハンドスキルに加え走力もあり、SOとFBをカバーできる。