ラグビーリパブリック

南ア代表のデュプレッシー兄弟とアルベルツ、シャークス退団

2015.06.09

du plessis

ムタワリラとシャークス一列を組んできたデュプレッシー兄弟。左が兄ヤニー、真ん中が弟ビスマルク
(Photo: Getty Images)

 シャークスからスター3人がいなくなる。デュプレッシー兄弟とFL/NO8ヴィレム・アルベルツの今季限りでの退団が、9日に同チームから発表された。南アフリカ代表の中心選手でもある彼らは、今秋のワールドカップ後にフランスへ向かうことになりそうだ。主将を務めていたHOビスマルク・デュプレッシーとPRヤニー・デュプレッシーは、南ア代表とシャークスで指揮を執ったジェイク・ホワイトがいるモンペリエへの移籍が濃厚で、アルベルツはスタッド・フランセ加入が確実視されている。

 デュプレッシー兄弟の弟ビスマルクは11年間シャークスでプレーし、これまで、チーム歴代最多となるスーパーラグビー129試合に出場。兄ヤニーはチーターズ時代を含めると、その南半球最高峰リーグで140試合以上プレーしてきた。ライオンズでプロキャリアをスタートさせたアルベルツは2010年からシャークスの一員となり、国内大会のカリーカップを含めると、シャークスでは90試合以上で活躍したこととなる。

 スーパーラグビーでは優勝を遂げられなかったデュプレッシー兄弟とアルベルツだが、2010年と2013年は3人そろってカリーカップの栄冠を掲げた。

 今週土曜日に地元ダーバンでおこなわれるスーパーラグビー最終節、ストーマーズ戦が、3選手がシャークスでプレーするラストゲームとなる。

2010年カリーカップ優勝に貢献したときのアルベルツ
(Photo: Getty Images)
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