ラグビーリパブリック

アルゼンチン男子、コロンビア女子がリオ五輪出場権獲得!

2015.06.08

Argentina

オリンピック出場を決めたセブンズ男子アルゼンチン代表
(写真はワールドシリーズより/Photo: World Rugby/Martin Seras Lima)

 2016リオデジャネイロオリンピックの7人制ラグビー(セブンズ)南米予選が先週末にアルゼンチンのサンタフェでおこなわれ、男子はアルゼンチン代表、女子はコロンビア代表が優勝してオリンピック出場権を獲得した。

 セブンズワールドシリーズの常連国である男子7人制アルゼンチン代表は、7か国参加の総当たり戦で6勝0敗と完勝。最後にウルグアイとの全勝対決を45-0で制し、リオ行きを決めた。
 女子は、これまで一度も南米セブンズ大会で優勝したことがなかったコロンビアが、8か国参加の総当たり戦を7戦全勝で制し、オリンピック出場権獲得という、同国ラグビー界にとって歴史的な快挙となった。

 南米予選で2位、3位だった男子のウルグアイとチリ、女子のアルゼンチンとベネズエラは、世界最終予選にまわる。

 オリンピックでラグビーが実施されるのは、1924年大会以来、92年ぶりとなる。当時は15人制の男子のみだったが、ラグビーはグローバルスポーツに発展して女子の競技人口も急増しており、2016年大会からオリンピック復帰が決定。男・女の7人制ラグビーが正式競技としておこなわれる。

 リオ五輪のセブンズには男女とも12チームが参加することになっており、開催国ブラジルのほかに、2014-2015セブンズワールドシリーズで総合成績が4位以上だった、男子のフィジー、南アフリカ、ニュージーランド、英国、女子のニュージーランド、カナダ、オーストラリア、英国もすでに出場権を得ている。

 今週末は北米・カリブ海地域の予選がアメリカのノースカロライナ州ケーリーでおこなわれる。
 アジア予選(男女とも五輪出場枠:1)は、男子は11月7日、8日に香港で開催。女子予選は2ラウンド制で、まず11月7日、8日に香港でおこなわれたあと、同月28日、29日には東京で決戦となり、2ラウンドの総合成績で決まる。

<女子7人制コロンビア代表もオリンピック出場へ/YouTubeより>

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