写真右端がツイ ヘンドリック。中央にはリーチ マイケルの姿も
(Photo: Getty Images)
(Photo: Getty Images)
サントリーサンゴリアスから期限付きでレッズ(オーストラリア)に加入した日本代表ルースFWのツイ ヘンドリック(27歳)が、6月6日にブリスベンでおこなわれたチーフス戦でスーパーラグビーデビューを果たした。
この南半球最高峰リーグを経験したあと来日して日本代表になった外国出身選手を除き、ジャパンの選手がスーパーラグビーでプレーするのは、田中史朗(ハイランダーズ)、堀江翔太、マレ・サウ(ともにレベルズ)、リーチ マイケル(チーフス)、稲垣啓太(レベルズ)に次いで6人目。
ツイはニュージーランド出身。帝京大学で活躍し、パナソニックワイルドナイツに所属していた2012年に日本代表でデビューした。現在、代表キャップ数は27。
初めてレッズのベンチに入ったツイは後半26分、NO8ジェイク・シャッツと入れ替わりで途中出場となり、力強い突進を何度か披露し、スクラムでは落ち着いてボールを処理した。
チーフスに所属する日本代表主将のリーチはNO8で先発し、後半33分まで奮闘したので、日本代表選手2人が、スーパーラグビーの同じフィールドで約7分間同時にプレーしたこととなる。
試合はチーフスが24-3で勝利し、4季連続のプレーオフ進出を決めている。
オーストラリアでは、別の日本代表選手2人もチャレンジ中。フォースに加入した山田章仁(パナソニック)は、来週12日のレベルズ戦がスーパーラグビーでプレーする今季ラストチャンスだ。ワラターズの一員となった松島幸太朗(サントリー)にとっても来週末がレギュラーシーズンの最終戦だが、チームがプレーオフに進めば、今季中のデビューチャンスは広がる。