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セブンズ日本代表、残留争いピンチ! 中心選手のレメキが4試合出場停止

2015.05.11

lemeki

セブンズ日本代表のレメキ ロマノ ラヴァ(写真は別大会のもの/撮影:長岡洋幸)

 5月16日と17日にイングランドのトゥイッケナムスタジアムで開催されるロンドンセブンズで、セブンズワールドシリーズのコアチーム残留を目指す男子7人制日本代表だが、昨日おこなわれたグラスゴーセブンズ(スコットランド大会)シールド準決勝のサモア戦で、中心選手のレメキ ロマノ ラヴァが危険なタックルをしたため試合後にヒアリングがおこなわれ、裁定の結果、同選手は4試合出場停止処分となった。11日、日本ラグビーフットボール協会が発表した。
 シーズン総合ランキング14位のポルトガルを9ポイント差で追うコアチーム最下位の日本は、コアチーム残留のためには、ロンドンセブンズでは最低でもベスト8に入らなければならないが、ニュージーランド(今季現在3位)、オーストラリア(5位)、ウェールズ(12位)と一緒のタフなプールステージをレメキ抜きで戦うこととなる。

 グラスゴー大会を1分4敗で終え、わずか1ポイントしか稼げなかった男子セブンズ日本代表の瀬川智広ヘッドコーチは、「東京セブンズでベスト8に入ったことで自信をつかみかけていたが、グラスゴーセブンズでは負けを重ねるごとにその自信が揺らぎ、消極的な試合をしてしまった。何よりも意地の一つも見せることができなかったことが、歯がゆい」と悔しさをあらわにする。しかし、泣いても笑っても、次のイングランド大会が今季セブンズワールドシリーズの最終ラウンド。「ブレイクダウンとセットプレーを修正し、必ずコアチーム残留を果たす」と決意を新たにした。

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