ラグビーリパブリック

大敗の韓国、ジャパンを称える。「この反省を次戦に活かす」

2015.05.09

korea

会見時の鄭監督(右)と金ジョンミン主将。(撮影/見明亨徳)

 さばさばとしていた。
 5月9日に福岡でおこなわれたアジアラグビーチャンピオンシップ2015で、日本代表に10-66と大敗した韓国代表の鄭ヒョンソク監督だ。
「日本のレベルが高かった。アジアで日本が最高の実力があることを見せた」
 潔く勝者を称え、2019年ワールドカップについては「アジア2位を香港と韓国が目標にしている。最善を尽くしたい」と未来に思いを寄せた。

 流通経済大でコーチを務める池英基(チ・ヨンギ)フィットネスコーチは、こう話した。
「きょうは日本が40点、韓国が20点くらいになる試合のプランを立てていた。しかし選手は前に出るディフェンスや必ずダブルタックルでいく決め事を守ることができずに個々で判断してプレーしてしまった。ハーフタイムで修正をかけ、後半は少しできていていたが…」
「この反省を、次の香港戦に活かしたい」と締めくくった。

(文・見明亨徳)

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