(撮影:Yasu Takahashi)
リコーブラックラムズに、世界クラスのバックス2人が加入する。同チームは8日、オーストラリア代表のSOバーナード・フォーリー(25歳)と、7人制サモア代表でもあるユーティリティBKティム・ナナイウィリアムズ(25歳)の入団を発表した。
セブンズでも活躍し、昨年はワラターズのスーパーラグビー初優勝に貢献したフォーリーは、ワールドカップで王座奪還をめざすオーストラリア代表の1番手SOと目されている。最近、同国ラグビー協会と2018年末までの契約を結んだばかりだが、ワラターズに在籍しながら日本でも2シーズンプレーできる柔軟な契約となっており、リコー入りが可能となった。
本人は、「かねてより日本でプレーすることを望んでいたので、その機会を与えてくれたリコーブラックラムズに感謝しています。ラグビーワールドカップ終了後に合流し、皆さんにお会いできることを楽しみにしています」とコメントした。
ナナイウィリアムズはチーフスの人気選手であり、2012年と2013年にスーパーラグビー優勝を遂げたひとり。7人制ニュージーランド代表の経歴を持つが、オリンピックイベントに伴う資格申請がワールドラグビー規定委員会に承認され、昨年、両親の故郷であるサモアのセブンズ代表となった。
キックも巧みで空中戦にも強いナナイウィリアムズは、「リコーブラックラムズとともにラグビー人生の次のステップに進めることに喜びを覚えます。トップリーグでチームが躍進するために、その一員としてプレーできることを楽しみにしています。リコーブラックラムズは、自分のプレースタイルに合っていると思います。これもリコーブラックラムズ入団を決断した大きな要素となりました」と語っている。
なお、6年目のFL野口真寛が2015年度の主将に就任したことも明らかとなった。