5月9日(土)は、福岡・レベルファイブスタジアムで女子のアジアラグビーチャンピオンシップもおこなわれる。男子の日本代表×韓国代表戦がはじまる3時間前、午前11時に、女子15人制日本代表(サクラフィフティーン)と女子カザフスタン代表の試合がキックオフだ。
試合登録メンバーが発表されたが、サプライズ選出は福岡県立福岡高校3年生の野田夢乃。同じ福岡出身のPR南早紀(筑紫高校→日本体育大2年)とともにベンチメンバーに名を連ねた。セブンズ日本代表は経験している17歳の野田だが、15人制のインターナショナルマッチは初めて。4月末に「サニックス ワールドラグビーユース交流大会」の女子セブンズで福岡レディースの準優勝に貢献したヒロインが、サクラフィフティーンで輝くときが来た。
長崎西高校出身のFL末結希(東京学芸大4年)は先発出場予定で、彼女も地元関係者の大きな声援を受けるだろう。
女子カザフスタン代表は1994年からワールドカップに6大会連続出場している女子15人制のアジア最強チームで、日本は過去7回対戦して一度も勝ったことがない。
有水剛志ヘッドコーチは、「今回のメンバーにはこれまでの負けた悔しさを知るメンバーが多くいる。2017年の女子ラグビーワールドカップ出場に向けてカザフスタン戦は重要な一戦で、日本でおこなわれる重要なテストマッチでもある。サクラフィフティーンのボールをつなぐラグビーでこの壁を打ち破りたい」とコメントした。
1.齊藤聖奈(カンタベリー大学ラグビー部) 2.鈴木実沙紀(関東学院大学ラグビー部/東京フェニックスRC) 3.伊藤真葵(名古屋レディース) 4.乾あゆみ(兵庫県ラグビースクールレディース) 5.竹内亜弥(ARUKAS) 6.末結希(東京学芸大学ラグビー部/ARUKAS) 7.横尾千里(東京フェニックスRC) 8.高野眞希(日本体育大学ラグビー部女子) 9.井上愛美(RKUラグビー龍ケ崎GRACE) 10.山本実(日本体育大学ラグビー部女子) 11.本間美月(名古屋レディース) 12.冨田真紀子(世田谷レディース) 13.加藤慶子(世田谷レディース) 14.谷口令子(ARUKAS) 15.田坂藍(主将/ARUKAS)
〔リザーブ〕
16.山あずさ(YOKOHAMA TKM) 17.南早紀(日本体育大学ラグビー部女子) 18.マテイトンガ・ボギドゥラウマイナダヴェ(ARUKAS) 19.日向寺亜依(YOKOHAMA TKM) 20.片岡瑞帆(日本体育大学ラグビー部女子) 21.野田夢乃(福岡レディース) 22.中村知春(ARUKAS) 23.伊藤絵美(名古屋レディース)