ラグビーリパブリック

リーチと田中が先発! チーフス勝って暫定首位、ハイランダーズは連勝止まる

2015.04.24

tanaka

ブランビーズFLポーコックを止めようとする田中らハイランダーズの選手たち
(Photo: Getty Images)

 南半球で開催中のスーパーラグビーは24日、第11節の2試合がおこなわれ、ニュージーランドのチームに加わっている日本代表のリーチ マイケルと田中史朗が先発出場した。リーチがNO8に定着したチーフスは地元ハミルトンでフォースと対戦し、35-27で勝利。一方、SH田中が所属するハイランダーズはオーストラリアのキャンベラでブランビーズと激突し、18-31で敗れた。

 6戦連続のスタメンとなったリーチはフル出場で勝利に貢献。日本代表主将を含むチーフスのFWは、スクラムでペナルティトライをものにするなどセットピースが安定し、計4トライを挙げてボーナスポイントを獲得している。チーフスは4連勝で8勝2敗(勝点37)となり、暫定首位に浮上した。

 開幕から9試合連続出場で今季初先発となったSH田中は、後半23分まで奮闘したものの、オーストラリア・カンファレンス1位のブランビーズを倒すことはできなかった。
 ハイランダーズは前半4分、スクラムから田中が出したボールをSOリマ・ソポアンガが落とし、ブランビーズにカウンターアタックされ先制を許してしまった。その後、ブランビーズは強力モールで3連続トライを奪い、前半だけで25点差となる。ハイランダーズは後半に2トライを返したものの、休養のオールブラックス3選手(SHアーロン・スミス、CTBマラカイ・フェキトア、FBベン・スミス)を欠いた布陣は攻撃力が足りず、連勝は3でストップした。
 ハイランダーズはこれで6勝3敗となり、勝点は28のまま。現在6位のストーマーズとそれに次ぐワラターズの25日の結果次第では、プレーオフ進出圏内(総合6位以上)から落ちる可能性がある。

Exit mobile version